いよいよヤバイらしい。意識混濁状態が続いていて、最も強い抗生物質を投与しているとか。
医者が言うには「今週末が山」だそうだが、死ぬのか生きるのか、死ぬとしたら何日の何時ごろ死ぬのか、はっきりさせてもらわないと予定の立てようが無くて困る。
しかし仕事を休んで病院にいって、もし死ななかった場合、働いてもらえるはずだった給料の補償は誰がしてくれるのだろうか、などとセコイことを考える。
金曜の昼から病院へ行く予定だが、とりあえず覚悟はしておいたほうが良さそうだ。

「夫が大変な状態なのに、見舞いに行く気にはならない自分には、根本的に愛情というものが欠落しているのではないか」と母が悩んでいる。だからどうした? 無いなら無いでいいんじゃないか、と言っておいた。夫婦と言っても所詮は他人だし。